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【中国】焼物

このページでは、景徳鎮など中国の陶磁器に関する簡単な歴史や代表作品、骨董品店へ買取に出す際の鑑定ポイントなどを紹介します。

兵馬俑をはじめ中国の陶磁器の歴史

中国における陶器と磁器の定義は日本やヨーロッパと異なります。

焼成温度が1000度以下なら陶器、1000以上を磁器として、釉薬を使った焼き物はすべて磁器とされます。

中国では紀元前の殷・周時代からすでに施釉陶器を作っていて、これらを原始青磁といいます。

春秋戦国時代には陶製の人形である兵馬俑が作られていますが、これらは赤・黒・白といった絵具で彩色されているのも特徴です。

青緑色の青磁が発達したのは三国時代。当初は墓の副葬品で、南北朝時代になって各地に日用品としての青磁が広まっていきます。そして、随の時代になって白磁が登場。芸術として全土に陶磁器が普及していったのは宋の時代で、窯ごとに個性を持つ焼き物が生まれています。

その後、明になると景徳鎮以外の窯は次第に縮小、清建国の動乱に伴ってその景徳鎮さえも大きく生産を減らしています。

中国の陶磁器の代表作

中国の歴史は複雑で、時代によって複数の国が乱立するなど陶磁器の変遷においても大小様々な窯が繁栄と衰退を繰り返してきました。

その中で、代表的種類でもある以下の4つを紹介しておきます。

釉裡紅

14世紀、明の時代に多く見られる技法。顔料としては銅を用い、オリエンタルな文様が描かれていて、輸出用の磁器として人気を集めました。

始まりは9世紀から10世紀頃、晩唐の五代時代だと言われていますが、その後14世紀の洪武帝時代に景徳鎮窯が好まれ、多くが作られました。銅の赤い発色が特徴的で、菊、牡丹、芭蕉、松竹梅など植物の文様が多用されています。文様体は牡丹唐草文、菊唐草文、蓮弁文、芭葉文などが多く見られます。

主な器形は大型の鉢、盤、壺、梅瓶など。日本でも初期伊万里の時期によく製作され、17世紀前半には猿川窯や広瀬窯でも作られました。

しかしながら釉裡紅の顔料である銅は高火度では揮発姓が高く、安定しにくいため技法としては非常に難しく、17世紀後半以降はほとんど作られなくなっていきました。

遺品としての数も少ないことから希少性が高い品として、中国古陶器の中では特に珍重されています。

景徳鎮

景徳鎮窯は中国の磁器を代表する青花を14世紀前半に生み出しています。白磁にコバルトで文様が描かれ、透明釉を使った彩画磁器で、文字通り青い花の模様は広く海外にも広まっていきました。

景徳鎮における窯業の歴史は古く、紀元1世紀の後漢時代から陶磁器の生産を行っていたと言われています。宮廷御用達の器を焼く「官窯」が置かれていたことで知られ、輸出された品は欧州の王侯貴族をも魅了しました。英語で「China」の意味が磁器も指すことは、景徳鎮に由来しています。

現代でも景徳鎮には多くの磁器製造業者がおり、芸術品から日用品までさまざまな品が販売されています。中でも磁器の製造技術が高まった元時代、14世紀前半頃の作品に対する歴史的価値は高く、その頃の象徴的な磁器が青花です。

日本でこの技法は「染付」と呼ばれています。青花は大皿を好む西アジアのイスラム圏に多く輸出されたことから、元時代の作品には大作が多く存在しているのです。文様には龍、鳳凰の他、人物図、牡丹唐草などがあり、余白なく器いっぱいに描き詰めたデザインが特徴的で多くみられます。

青花磁器は今でも絶大な人気があり、過去にはイギリスのオークションで約30億円の値がついたこともあります。

康煕官窯

清の時代、景徳鎮と入れ替わるように栄えていった窯。青花や五彩などは当事、康煕官窯が中心的存在として生産されていました。康煕帝の命令を受けた窯で、ヨーロッパの技術なども研究した成果が伺えます。

康煕官窯で特出すべきは粉彩という新技法が確立されたことです。石英の粉末と鉛を混ぜたものをベースにさまざまな色料を使って、より絵画的で写実的な磁絵を描けるようになりました。これは西洋から七宝の技法を応用したものだと言われています。

また康煕帝の時代には製陶の監督を行う官僚「監陶官」が技術開発のために大きな役割を果たしました。中でも郎廷極が監督した「郎窯」では牛血紅と呼ばれる深い紅色の紅釉が開発され、後世に名を残しています。

康煕の末頃にはイエズス会のダントルコールという宣教師が景徳鎮で布教活動をしながら陶磁器への関心を高めていたと伝わっています。本国へも書簡で詳細に報告をしており、当時を知る貴重な資料として残されています。

康煕時代の名品は東インド会社を通じて西欧諸国とさかんに取引されていたことが、いまだにヨーロッパでも高く評価される理由でしょう。器種は皿や大型の瓶などが多く見られます。

民窯

日常品としてのニーズに応えたのが民窯で作られた青花。15世紀頃の作品で、独自の雲形文様を採用した雲堂手が知られています。

当時、景徳鎮では磁器への需要が増し、従来、官窯で製造されていたものも民間へ焼造委託されることが多くなりました。それゆえに民窯の製作水準はこの間、劇的に向上しました。富裕層向けの高級品を数多く製作していた嘉靖年間には、特に優れた民窯製品が登場。

この時代に民窯の意匠と官窯の意匠が融合し、互いに高め合ったことで、一つの頂点を極めたとも評されています。景徳鎮の磁器が世界的に評価される礎をつくったのもこの時期でした。楼閣と渦を巻いたような雲気文が特徴の雲堂手は、この中でも明時代前期に作られた染付の一群を指します。

その後明末から清初にかけては、芙蓉の花のように華やかなことから「芙蓉手」と呼ばれる様式が、外国への輸出向けに多く作られました。

青花の他には、同じく輸出用に大量生産された五彩磁器で、日本では「呉州赤絵」と称されるものも有名ですね。器種は皿、水差し、香炉などが多く見られます。

中国陶磁器の相場

ここでは中国陶磁器の相場についてご紹介します。高額価格がつきやすい中国の骨董品ですが偽物には注意が必要です。

中国の骨董品は高値がつきやすい?

長い歴史を持つ中国の美術品や芸術品は独特な感性や作風があります。その芸術性の高さから世界的にも高い評価を得ており、高額値がつく作品も数多く存在。日本国内にもコレクターが多くいます。

中国では1911年以前の文物に関して海外への骨董品持ち出しを制限。入手するのが困難になっています。そのため、20年以上前に日本や中国で手に入れたものは、当時の購入価格よりも高い価格で買い取ってくれる可能性があるのです。

中国の骨董品の買取相場はだいたい3万円~40万円ほど。これまでに9億以上の価格がついた骨董品もあります。

なかには贋作も!偽物に注意

中国の骨董品は価値が高い一方、多くの贋作が出回っていることでも有名。どこの美術品でも贋作や模倣品などは多くありますが、中国の骨董品や美術品は高いクオリティの贋作が市場に数多く出回っているのです。

贋作は数千円程度の価値しかなく、本物と偽物の価格にはかなり大きな差が出てきます。中国国内、特に観光地では観光客をターゲットに模倣品や贋作を販売するケースも見られるため気をつけましょう。

話題の曜変天目茶碗とは

曜変天目茶碗とは

曜変天目茶碗は、12~13世紀に中国福建省の建窯で製造されたとされる茶碗。日本では、室町時代から「天目茶碗の最高峰」といわれています。
黒い器の内側には大小の斑紋が散らばっており、宇宙に浮かぶ星のような美しさがあります。角度によって変化する瑠璃色の光彩が特徴的です。

現在、曜変天目茶碗は世界に3点しか残っておらず、いずれも日本に現存。東京都世田谷区にある「静嘉堂文庫美術館」、大阪市にある「藤田美術館」、京都市の「大徳寺龍光院」に所蔵されており、3点とも国宝に指定されています。

「曜変」と呼ばれる条件は?

「曜変」という言葉は中国の文献には出てこず、天目と同様に日本でつくられた言葉だとされています。茶碗の内側に大小の斑点が浮かび、瑠璃色または虹色の光彩が輝く曜変天目茶碗。その茶碗の内側へ光を当てると、角度によって見え方が変化、七色の輝きが跳ね返ってくることが曜変天目茶碗と呼ばれる条件となっています。

もともと曜変は「窯変(容変)」と表記され、陶磁器を焼くときの釉薬に含まれる物質や炎の性質などが原因で予期しない色に変化することを指していました。しかし、独特でまるで星のような模様から、星の輝き・瞬きをあらわした「曜(耀)」の字が当てられるようになったのです。

そんな曜変天目茶碗ですが、模様があらわれる理由はいまだに解明されていません。

鑑定番組で4点目の曜変天目茶碗を発見?

そんな曜変天目茶碗が話題になったきっかけは、テレビの鑑定番組で出品された焼物が国宝級の「曜変天目茶碗」と鑑定されたことによります。世界で3点しかないとされていた曜変天目茶碗の4点目が発見されたとして注目されました。

しかし、その鑑定結果に複数の専門家が異論を唱えるという騒動に発展。真贋論争が巻き起こりました。

その後奈良大学が陶器の成分分析を実施。偽物であれば使われているだろうと指摘された成分が含まれているか調査した結果「検出されなかった」と発表されましたが、真贋ははっきりしていません。

鑑定を依頼するところは慎重に選ぶこと

鑑定番組では本物、一方でほかの専門家たちからは偽物だという声が上がっている今回の曜変天目茶碗の論争について、どちらの言い分が正しいという結論には至っていません。

鑑定士でも意見が割れることがありますので、鑑定するところは慎重に選ぶことが大切です。また、複数の買取業者に査定してもらうことも一つのポイントといえます。

中国の陶磁器の買取時の鑑定におけるチェックポイント

中国の陶磁器は広く海外に輸出されたという歴史もあるため、真贋の見極めが鑑定のポイントとなっています。景徳鎮の青花などポピュラーなものなら、贋作もかなりの数が出回っていてもおかしくないほど。

そこで、買取を依頼する骨董店を選ぶ際も、中国陶磁器に精通した鑑定実績のあるところに相談すべきです。

中国美術の買取りが得意な骨董品店

本郷美術骨董館

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所在地: 東京都文京区本郷5-25-17 本郷美術ビル2F
アクセス: 地下鉄丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅から徒歩5分
営業時間: (月~土)10:00~19:00
(日)10:00~17:00

北は北海道から南は九州まで、全国の直営店で買取に対応しています。店舗までが遠い人も、出張や宅配、写真での鑑定に対応しているので、心配はいりません。もちろん店頭でも買取りをしています。

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