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【中国】文房四宝

このページでは、書道の骨董品、文房四宝に関する簡単な歴史や代表作品、買取に出す際の鑑定ポイントなどを紹介します。

中でも硯に注目したい中国の文房四宝の概要

中国では書道で使う4つの文房具、筆・墨・紙・硯を文房四宝と呼びます。数多の文人たちがこれらの道具を大切に扱い、特に消耗の少ない硯は骨董品として高い価値があるとされています。まずはこの文房四宝について、その概略を説明しておきます。

現存する最古の筆は紀元前、楚の遺跡から出土した長沙筆。中国では兎や羊の毛を筆の穂に使ってきた歴史があり、特に浙江省の湖筆が代表的存在です。

墨と紙の代表は安徽省の徽墨宣紙。徽墨は鮮やかな墨色を発し、数十年経っても変わらず使えるのが特徴です。その歴史も千年以上に及びます。宣紙は弾力があり劣化しにくいといった点で重宝され、呼び名は産地の安徽省宣城に由来しています。

そして硯なら広東省の端硯。素朴ながら格調があり、石が硬くて滑らかな実用性の高さも魅力です。

中国の文房四宝、硯の種類や産地

ここでは特に中国の硯について、その種類や産地などを紹介していきます。

硯として現物が確認されているのは秦の時代のもの。これは磨石を伴ったもので、その後は固形墨の登場と並行して、磨石はなくなり池が作られるなどの変化が起こっています。

硯の代表的形状は長方形で墨堂と墨池のあるもので、これは長万硯。硯の裏側がくり抜かれたものが太子硯。そして、池のないものを硯板といいます。

陶器や金属などでできた硯もないわけではありませんが、多くが自然石を使っています。代表的な硯の石材を産地とともにまとめてみましょう。

  • 端渓石

広東省肇慶市が産地で硯石の中でももっともポピュラーなもの。色合いは紫がかった傾向があり、石紋があるのも特徴です。虫の化石が入った石眼は特に希少性が高い硯となります。

  • 歙州石(きゅうじゅうせき)

江西省及び安徽省の山中から採れる硬質な石。重厚感のある蒼黒で、石紋も美しいものが見られます。

  • 松花江緑石

産地は吉林省扶余県。色合いは緑が基調で黄色や白などの層ができるのが特徴。鑑賞用の硯が多いようです。

中国の文房四宝の買取時の鑑定におけるチェックポイント

骨董品の世界で、近年、中国の文房四宝は注目度が高まっている傾向もあり、積極的に買取をしている専門店も少なくありません。

日本にも長い歴史の中では多くの中国製文房具が輸入されているので、逸品が手元にある可能性はあります。円硯など形状が変わったものなどは高評価されるケースがあるようです。

骨董品の中でも文房四宝は高額買取が期待できる5つの理由

「文字を書いて知識を継承する」という、人間がほかの動物と違って文化と技術を発展させてきた基礎となるものを支える道具だけに、その見た目や機能性には長い歴史と研鑽が詰まっているのです。

文房四宝が高額買取されている理由を5つご紹介します。

1.文房四宝は実用品なので現存する状態のよい逸品の数が少ない

文房四宝は実用品です。あくまでも文字を書くためのものとして作られています。どれだけ上質なものであっても、基本的には使うために作られたものなので、その多くが消費されており美品の数が少ないのです。

使用された紙は、作品として残されているもの以外は多くが処分されており、筆も使っているうちに毛先が広がってしまうので新しいものに取り替えられて処分されます。墨汁は動物由来のにかわを原料とする関係上、放置していると腐ってだめになってしまうので長期の保存が難しいです。

もっとも長持ちするのは硯ですが、硯も長年使っていると徐々に削れてきてしまい、見た目が変わってしまいます。よいものであればあるほど過去の文人たちが使っているので現存する美品が少なく、高額買取が期待できるのです。

2.自然物が原料なので美しいものが限られている

文房四宝は自然物で作られています。

硯に使われる石、筆に使われる動物の毛、にかわの質などはどれも一つとして同じものがありません。現代に残っているような文房四宝は、文具としての質だけでなく見た目の美しさも併せもっています。

質もよく、見た目も美しい自然原料はそもそも数が少ないため、非常に希少性が高いのです。

3.硯は採掘が禁止されている坑道もあり新しいものが手に入らない

文房四宝のなかでも、高品質な硯は特定の坑道から採掘される石を使って作成されています。坑道によって採掘できる石の種類や品質が違うため、同じ文房四宝でもどの坑道から採れた石を使っているかで金額が変わるほどです。

しかし、坑道は当然掘れば掘るほど原料となる自然石がなくなっていきます。

枯渇した資源はもう二度と手に入りません。現在ではすでに採掘が禁止されている坑道もあることから、市場に出回る硯の価値はさらに高まっているのです。

また、同じ坑道から採掘された石でも、石ができた年代によって原料の品質には違いがあります。とくに上質な時代の硯は、歴史的な価値と実用品としての価値を両方もつため非常に稀少性が高く、高額買取の対象になるのです。

4.質の高い文房四宝は非常に厳しい基準で作られている

優れた文房四宝として認められる筆・墨・紙・硯は、自然物を原料とするだけではなく、非常に厳しい基準で作られているため数が多くありません。

例えば、湖筆は「嘉蘭路」と呼ばれる中国港南地方の山羊の毛を使う必要があります。嘉蘭路ならどの山羊でもよいわけでなく、そのなかでも一握りの上質な毛を選別し、さらに筆軸に使う木も特定の場所で採れる竹でなければならないといったルールがあるのです。

材料の選別、品質の選別、そして高度な作成技術のすべてが求められる道具だからこそ、文房四宝は高額買取を期待できます。

5.古い墨は原料の配合などが違い現代では再現できないものもある

古い時代の文房四宝は、当時の文化を紐解くための資料になるだけでなく、現在は手に入らない原料で作られている場合も少なくありません。とくに墨が問題です。

さきほども少し触れましたが、墨は動物からとれるにかわを原料として作る関係上、空気に触れていると腐ってしまいます。完ぺきな状態で保管されている墨はとても少なく、原料の配合比率に関する資料が紛失していたり、当時とまったく同じ原料が手に入らなかったりすることから、古い墨を現代では再現できないことも多いのです。

 

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