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【朝鮮】焼物

このページでは、青磁や白磁など李朝の陶磁器に関する簡単な歴史や代表作品、骨董品店へ買取に出す際の鑑定ポイントなどを紹介します。

白磁の皿や壺など李朝の陶磁器解説

李朝とは李氏朝鮮の通称で、1392年に建国された朝鮮半島の統一王朝を意味します。李朝の焼き物の歴史は前中後期に分けて説明をしていきます。

  • 15世紀~16世紀、李朝前期

今でも李朝を代表する焼き物である白磁が本格的な生産体制を確立したのがこの時期。白磁の白さは儒教精神とも通じるものがあり、宮中御器としても重宝されていました。

また、灰青などの素地に白化粧をした粉青沙器もこの時代の主流をなしていました。その白化粧の上に象嵌や印花などの凝った装飾を施している点が特徴で、これは高麗青磁の装飾技法を発展させたものともいわれています。

  • 17世紀~18世紀前半、李朝中期

17世紀初頭は清からの侵略もあって李朝での陶磁器生産はストップした時期があります。その後は官窯が金沙里に移されて、白磁の他にも鉄絵具を使った鉄砂や、染付も広まっていきました。染付の中でも秋草手は特に高評価されています。

  • 18世紀後半~19世紀、李氏後期

官窯が金沙里から分院里に移されたのが1752年。中国からのコバルト顔料の輸入量が増えたこともあり、染付の生産もさらにアップしています。また、紅色を使った鮮やかな辰砂も増えています。

この時期は宮中御器だけでなく一般需要としての陶磁器が増えたのも特徴でしょう。

李朝陶磁器の代表作

李朝の陶磁器で代表作と呼ばれるのは「李朝染付龍文壷」「鉄砂竹文壺」「染付辰砂牡丹文壺」「染付秋草文壺」など。当時の作家は芸術家というよりあくまで職人という存在だったので、特定の有名作家は存在しません。

作家という意味ではむしろ現代の朴英淑(パクヨンスク)などが代表的な白磁作家といわれています。

李朝陶磁器の買取時の鑑定におけるチェックポイント

李朝の焼き物でニーズが高いのは特に白磁。形や大きさも重要ではありますが、なんといっても肌の質感こそが重視されます。一般的には李朝中期の作品は、その肌合いに魅力があり、価値が高いといわれています。

骨董品の高価買取が見込める李朝白磁の6つの魅力

李朝白磁は日本でも多くのファンを獲得している中国骨董です。

実用品という立場ゆえに数が少ないこともあって、非常に高い金額で取り引きされています。

ただ、李朝白磁に興味がない人にとってはなぜ李朝白磁が高く売れるのかよくわからない、という気持ちもあるでしょう。

骨董品の李朝白磁がなぜ高価買取の対象になるのか、その魅力をいくつかまとめました。

現代の文化にも通じるシンプルで美しい見た目のよさ

もともと、白磁という陶磁器が流行ったのは、清廉潔白さを重視する儒教の精神に白磁の白い色が合っていると考えられたからです。

見た目の美しさだけでなく、文化的・宗教的な価値観にも合致したからこそ、白磁は現代にいくつもの名品が残されるほど人気になりました。

そんな白磁は基本的に実用品なので見た目が非常にシンプルです。まんべんなく装飾が施され、美術品としての美しさを追求するという作風ではありません。

実用性を損なわない程度に、しかし最大限の優美さや柔らかさ、重厚感を求めて作られた李朝白磁は、シンプルだからこそ朝鮮陶磁器のなかでもとくに美しい地肌とフォルムをもっていると評価されています。

白という色も、時代の流行り廃りに影響されない色合いです。余計な装飾がないからこそ、美しい地肌が際立ち高価買取されています。

同じ白磁でも地肌の印象は作品ごとに違う

李朝白磁と一口に言っても、前期・中期・後期で地肌の印象は同じではありません。

同じような白い壺でも、微妙に質感や見た目が異なるというバリエーションの豊富さが、ファンを惹きつける魅力の一つなのです。

白磁の魅力は、なんといっても地肌の美しさだとされています。陶磁器は、もともと窯から出してみるまで仕上がりがわからないという不安定さをもっているため、同じように作られた白磁でも作品ごとに質感の印象が違うのです。

また、白というシンプルな色なので微妙な違いがわかりやすいこと、李氏朝鮮という一つの時代の始まりから終わり頃まで作られていたので、制作時期によって技術や装飾の仕方が変わっていることも質感の違いが生まれた理由といってよいでしょう。

数が少なく歴史的にも貴重な初期の李朝白磁

前期の李朝白磁は、白磁としてのスタイルが定まっておらず試行錯誤の跡が窺えます。単純に古いこと、白磁としての作り方がまだ確立されていないことから数が少ないため非常に貴重です。

規格ができあがった完成品より、あれこれと試行錯誤している最中の試作品のほうが魅力的に見えるのは、骨董品に限った話ではありません。

文化的にもっとも成熟していた李朝中期の白磁

李氏朝鮮が王朝としてもっとも成熟していたのは中期です。

社会が落ち着いて成熟してくると、文化というものは一気に発展します。中期までの李朝白磁は、王宮が窯を管理していたこともあって、品質も安定しており技術も非常に高いためとくに人気があるのです。

純粋に作品数が少ない道馬里の白磁はファンも多く歴史的な価値も高い

李朝中期は、前期の鶏龍山から道馬里へ、それから金沙里へと窯が二度移転しています。このうち、道馬里の窯で作られた李朝白磁は品質が高く、白磁が作られていた時期も短いことから非常に数が少ないため貴重です。

道里馬から金沙里へと窯が移ったあと少しして、白磁の色が灰白色から乳白色へと一気に変わったこともあって、道馬里の白磁はとくに高価で取り引きされています。

李朝後期の作品は白磁が一般化し装飾も華やかになっている

李朝後期の作品は、李朝の力が衰え国営だった窯が民営化された時期です。

陶磁器制作の品質そのものは非常に高く、後期に作られた名品も少なくありません。李朝白磁のなかでも華やかな作品が多く、前期や中期のものとはまた違った魅力があります。

 

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