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その他の中国骨董

このページでは、装飾品や宝飾品、印材、仏像、古家具などに関する簡単な歴史や代表作品、買取に出す際の鑑定ポイントなどを紹介します。

印材や装飾品など中国骨董の物品解説

まず、焼き物や文房四宝以外でも買取が期待できる中国骨董について概要を説明しておきましょう。

  • 装飾品、宝飾品

中国では宝石を総称してと呼びます。

それを使ったものが玉器で、遙か新石器時代から装飾品だけでなく実用品としても使われてきた長い歴史があります。

中でも翡翠は珍重され、その耐久性が不老長寿家族安泰のシンボルともなり、多数の玉器で使われています。

なお、翡翠には硬玉と軟玉があり、一般的に高価なのは硬玉ですが、中国の玉器では軟玉の方が価値は高いとされ、中でも最上質のものは羊脂玉と呼ばれています。

  • 印材

印材とは文字通り印章を掘る材料。多くは葉蝋石(ようろうせき)という石で、掘りやすさもさることながら、色や模様の豊富さや手触りのよさが文人たちを魅了しました。

特に貴重とされるのが福建省寿山で採れた田黄(でんおう)という石で、金よりも高価といわれています。

  • 仏像

中国の仏像のルーツは西暦190年頃、後漢末期に建てられた仏寺と金銅像が最古のものとされています。塗金の銅像で、この金銅仏は唐の時代に最盛期を迎え、その後は衰退していきます。

明・清の時代に再び金銅仏が作られるようになり、初期の仏像よりは大型になり、装飾も凝ったものになっています。

  • 古家具

中国アンティーク家具は明朝家具と清朝家具、この2大様式が人気を集めています。前者は、いわばシンプルモダンが特徴で、後者はそれを継承しつつも装飾や材質などの面でバリエーションが増えているのが特徴です。

高額買取が期待できる中国の骨董品を詳しく解説

中国掛軸の人気掛け軸作家3選

  • 王一亭(おういってい)

比較的近い年代に活躍した人物で、実業家・画家としても有名です。 山水画に仏画、人物、花鳥など幅広い作品を手がけており、日本には友人が多く、国内に多くの作品が残されています。

好んで作ったのは仏画ですが、掛軸も残されており数の多さや本人の活躍からも人気は高いです。これといった代表作はないものの、腕がよいのでどの作品でも高値で取り引きされています。

  • 仇英(きゅうえい)

明の時代に活躍した明四大画家(唐寅、文徴明、沈周)の一人として知られる人物です。

もともとは漆工で、著名な画家の作品を模写して画風や技術を学び、最終的には独自の画風を生み出したとされています。

書画や自分の技術を出し惜しみせず、美しい女性を描いた美人風俗画(春画)を中心に多くの作品を作って売画生活を送っていましたが、古い時代の作家だけあって現存する作品が少なく、非常に人気です。

代表作は「桃李園図(とうりえんず)」「秋江待渡図(しゅうたいとこうず)」など。

  • 斉白石(せいはくせき)

清朝の終わりごろから、中華人民共和国の成立にかけて長いあいだ活躍した中国書画の大家です。書画だけでなく、篆刻なども独学で身につけ、非常に多くの作品を残しています。

山水画や花鳥画の技術、篆刻や書の技術などを組み合わせた力強い作風で、生き物や草花などを生き生きと描くのが得意です。

高齢になっても年間で600以上の作品を作るなど、才能だけでなく作品数の多さからも人気があります。

日本での知名度も高いので、斉白石の作品が家に眠っているという人も多いでしょう。 代表作は「群蝦図」など。

中国古銭6種+α

古銭も、高価買取されやすい骨董品のひとつです。

  • 刀幣

春秋戦国時代などの古代中国では、刀の形をした通貨が使われていました。非常に古いものなので持っている可能性は少ないですが、形や鋳造を行った国によってさまざまな種類があります。

国が興っては滅亡していた激しい時代だけに、種類も多いです。

  • 斉刀化(反首刀)

刀幣のなかでもかなり大きく、最大で20センチほどあるものもあります。斉の国で作られていたとされているので「斉刀化」とも呼ばれます。3文字から6文字ほどの文字がついており、刀の先端が反り返っていることから 「反首刀」という呼び名も。

  • 尖首刀

刀の先端が尖っている刀幣で、燕や中山で作られたものとされています。 薄手で装飾等もなく、シンプルな見た目です。

  • 方首刀

刀の先端が平たい形をしているのが特徴の刀幣となります。明刀と呼ばれることもあります。

  • 円首刀

戦国期の中盤から後期にかけて製造されたもので、刀の先端が丸みを帯びています。

  • 布幣

布という名前ですが、農機具を模して作られた金属貨幣で、刀幣と同様変わった形をしているため人気があります。こちらもさまざまなデザインがあるのが特徴です。

  • その他限定通貨

中国は広く、国の勃興も激しいため古銭の種類もたくさんあります。

「開国記念1円銀貨」「孫文1円銀貨」「袁世凱1円銀貨」など、なにかを祝して作られる記念硬貨も多いので変わった古銭がないか探してみると良いでしょう。

中国古書は内容や作家によっては高額買取対象

古くは遣唐使が中国から書物を持ち帰ったことからはじまり、日本には数多くの中国古書が眠っているとされています。

なかには非常に貴重なもの、ほかに現存していないものなどもあるため、古書の内容や作家によっては十分高額買取の対象です。

中国の骨董品の買取時の鑑定におけるチェックポイント

日本での中国人による爆買いツアーは度々ニュースで目にしますが、美術品の世界でもそうした傾向はあります。中国の富裕層は美術品でも桁外れな買い方をするケースが珍しくなく、特に日本から逆輸入する中国骨董は質がいいと受け止められているようです。

従って、焼き物や文房四宝以外の装飾品や印材なども思いの外いい値段で買い取ってもらえる可能性もあります。もし、20年以上前に入手した中国骨董があるなら、購入価格よりも高値で売れる傾向もあるほどです。

これは、2007年に改定された中国文物の海外持ち出し基準の影響で、今となっては1911年以前の文物は海外に持ち出せなくなっているから。そこで、昭和の時代に日本に入ってきて、比較的保存状態のよい中国骨董が人気になっているわけです。

 

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